Quontier(クオンティア)| 総合コンサルティングファーム

採用更新:2026年10月28日

クオンティア創業ストーリーEpisode2:ビジョンが人を呼び、仲間が覚悟を生んだ。

クオンティア創業ストーリーEpisode2:ビジョンが人を呼び、仲間が覚悟を生んだ。

※本記事は過去に公開した記事を再掲載したものです。記事内の所属・役職・社員数などの情報は、公開当時のものです。

前回は、クオンマーケティング社(クオンティアの前身)を設立した当初のお話を伺いました。事業の方向性が定まらず、お一人で模索されていたこと。そしてビジョンを実現する道筋が見えず、大きな壁にぶつかっていたこと…。 そこから屋号を変え、現在の「クオンティア」として再チャレンジされるまでには、一体どのようなドラマがあったのでしょうか。

前回の創業ストーリーはこちら
クオンティア創業ストーリーEpisode1:自らの選択を信じる勇気

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目次

師との出会い、そして再始動。経営者としての「自信」が生まれるまで

—— 苦悩されていた時期に、転機となる出会いがあったそうですね。
はい、まさに壁にぶつかっていた頃です。ご縁あって実績豊富な大先輩の経営者と出会い、「一緒に新しいIT企業を立ち上げないか」と声をかけていただきました。「偉大な経営者のもとで、自分に足りないものを学び直したい」と強く感じ、そのお誘いを受ける決断をしたのです。

—— 実際に新しい環境に飛び込んでみて、いかがでしたか?
新会社では、その先輩の指導のもと、コンセプトづくりから方針策定、そして事業の立ち上げに至るまで…経営者としてのプロセスをゼロから叩き込まれました。 もちろん、困難や苦悩の連続でした。しかし、試行錯誤を積み重ねる中で、自分がつくりたい会社の姿が少しずつ輪郭を帯びていき、経営者としての「自信」が育まれていったように思います。

「借り物」ではない、自分のビジョンへの回帰

—— そこから再び、ご自身の会社へ戻る決断をされた経緯は?
IT企業の経営に邁進する中で、あらためて「自分が本当に実現したいビジョン」が明確になりました。そしてそれは、IT企業で目指すものとは、また違う場所にあると気づきました。 そのため、「もう一度、自分の会社で挑戦したい」 という思いが日に日に強くなっていきました。

事業が軌道に乗り、組織が100名規模を見据えるフェーズに入ったタイミングで、先輩に率直な気持ちを伝えました。時間をかけて対話を重ね、最終的には理解をいただき、自分の会社へ戻る決断ができました。

こうして私は再び、クオンマーケティングとしての再始動(リスタート)を切ることになったのです。

『人の人生を背負う』という覚悟

泥臭いリクルーティングと、運命の出会い

—— 再スタートにあたり、まず具体的に何から取り組まれたのでしょうか?
最初に取り組んだのは「仲間集め」です。 自分が描く大きなビジョンを実現するためには、「同じ志を持った優秀なメンバー」が不可欠だと痛感していたからです。
そこで、同級生や元同僚、趣味の知人から親族に至るまで、ありとあらゆる人脈を頼って声をかけていきました。当然ながら、最初は断られることに抵抗感はありましたが、それを乗り越えて必死に声をかけ続けました。

—— その中で、創業メンバーとなるお二人と出会ったのですね。
はい。監査法人出身で税理士として活動していたかつての仕事仲間である吉田さん、そして知人の紹介で知り合った大手ファームに在籍していた林さんが私のビジョンに共感し、興味を持ってくれました。
彼らのような優秀な人材と出会えたことが、再挑戦への大きな勇気になりましたね。

—— 優秀な方々であればあるほど、キャリアの選択肢も多いはずです。お二人はすぐに入社を決められたのでしょうか?
吉田さんに関しては、偶然にもやりたい事業内容やタイミングが合致し、快く承諾してくれました。クオンマーケティングの創業時から会計まわりの相談に乗ってもらっていたこともあり、私の人となりや会社の状況を深く理解してくれていた信頼関係も大きかったと思います。

一方で、林さんについては入社に至るまで少し時間が必要でした。林さん自身も起業を考えていた時期でしたし、信頼関係構築や事業内容・ビジョンの共有を丁寧に進める必要がありました。

—— 林さんとは、どのように対話を重ねていったのですか?
連夜にわたり「経営に対する考え方」や「実現したい事業」について語り合い、少しずつ相互理解を深めていきました。その中で、私の会社で何ができるのか、どんな役割を担ってほしいのかを、熱意を込めて伝え続けました。
「絶対に後悔させない選択にする」 そう強い意志を持って向き合い続けました。今思い返せば、林さんが安心して一歩を踏み出すためには、そうやって誠実に時間をかけ、信頼を積み重ねていくプロセスが必要不可欠だったのだと思います。

—— そうした熱意が届き、林さんも入社を決断されたと。
はい。ただ、2人の入社が正式に決まったとき、喜びと同時に「強烈な責任」が私の胸にのしかかりました。
それまでは、ビジョンを語るのも私一人。極端な話、うまくいかなければいつでも辞められるという気楽さが心のどこかにあったのです。しかし、吉田さんや林さんは退路を断ってジョインしてくれた。もし事業がうまくいかなければ、私は彼らに嘘をついたことになってしまう――。「クオンマーケティングという会社、そして自分という人間に人生を賭けて(betして)くれた彼らや、そのご家族を絶対に後悔させてはいけない」と強く認識しました。

—— そのプレッシャーが、吉沢さんを変えたのでしょうか。
そうですね。その瞬間、私自身の退路も断たれました。「空想を現実に変えるしかない」と、腹が決まったんです。この覚悟が決まった瞬間は、今でも鮮明に記憶に残っています。

第二創業、「クオンティア」の誕生

初期メンバーが揃った段階で、私たちは改めてクオンマーケティングの事業内容やコンセプトを言語化し直しました。マーケティングにとどまらず、より総合的なコンサルティングを提供していく方針が固まり、「第二創業」と呼べる大きな転換点になりました。

そのタイミングで社名も見直すことにし、みんなで何度も話し合いました。
最終的に、“永遠”を意味する「久遠」と“開拓者”を表す「Frontier」を組み合わせた クオンティアという名前に決まりました。この名に込めたのは、変わらない志を胸に、未知を切り拓く存在であり続けたいという思いです。

こうして私たちは社名を新たに掲げ、クオンティアとしてのスタートを切りました。

おわりに

今回のインタビューでは、代表・吉沢の“再始動”の裏側にある想いを、改めて深く知ることができました。
出会いがビジョンを形づくり、そして仲間が覚悟を与えてくれた。この流れは、創業ストーリーの中でもとても象徴的な場面だと感じています。
次回は、創業フェーズで待ち受けていた“営業”と“採用”という二つの壁について。案件獲得に向けて走り続けた日々、そして会社の知名度がない中で、どう優秀なメンバーを惹きつけたのかーーそのリアルをお送りします。

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